こんにちは!@triathlete_yurika です。
このサイトでは、トライアスロン初心者の方々に向けた、トライアスロンにまつわるHowtoコンテンツを紹介しています!
今回は、知らないでレースに参加するとびっくりするスイムスタートの「バトル」について紹介します。
スイムスタートは混雑します
早速ですが、実際のスイムスタートはこんな感じ↓
この映像では「ローリングスタート」といって、数秒ごとにスタートをずらしているのでまだマシですが、それでもこれだけ混雑します。
Waveスタートの場合、同じウェーブの人が一斉にスタートするので、ウエーブの中心にいると八方塞がり状態になります。
スタート以外も注意
主に混雑するのはスタートですが、スタート以降も混雑するケースは下記です。
- 同じぺースで泳ぐ人が固まっている時
- 次のウエーブの早い集団が追い上げてくる時
- 前のウエーブのゆっくり泳ぐ集団に追いつく時
一度混雑が緩和しても、再び混雑(バトル)に巻き込まれることがあるので注意しましょう。
ポジションを取りあう「バトル」
これだけ混雑しているので、当然うまく前に進むことができない他
- 近くの選手がクロールする腕が降りかかってくる
- バタ足などで蹴られる
- 脚をつかまれる
といった「バトル」に巻き込まれることになります。ケガのリスクがある他、必要以上に体力を消耗するため、できるだけ避けたいところです。
水の透明度が低いと危険
海の透明度が高い場合、選手同士の距離感も判断しやすいですが、透明度が低くにごっていると、どこに選手がいるかわからず、急に目の前に手や脚が現れることも。
会場となる海や湖の透明度が低い場合は特に注意です。
わざとではないです
こういった「バトル」の多くは決して意図的なものではなく、悪気がないことがほとんどです。※なので、わざと他の選手を蹴ったり蹴り返したりということは絶対にしないでくださいね!
特に初心者のうちは慣れていない人が多く、
- パニックで前にあるものをつかんでしまう
- 自分が泳ぐことに必死
- 回りを見る余裕がない
- 呼吸が乱れていつも以上に動きが大きくなる
といったことが起こっています。なので「ケンカ売られた!」と思わず、冷静に対処しましょう。
バトルの対処法7選
バトルには巻き込まれたくない…という方や、意図せずバトルに巻き込まれてしまった時は、下記の7つのポイントを参考にしてください。
1.周囲をよく見る
これが一番の基本です。むやみやたらに泳ぐのではなく、ヘッドアップする、もしくは立ち泳ぎなどに切り替えて、周囲をよく見ましょう。
※冒頭の映像でも、ヘッドアップしている選手を多くみることができます。
2.空いているポジションを探す
冷静に周囲を見ると必ず空いているポジションがあるので、そこを目指して避難しましょう。
コースの中心(最短ルート)は混雑しがちです。
一方、コースの中心から離れると人がまばらになります。
最短距離で泳ぎたい…と思うところですが、バトルに巻き込まれるよりもちょっと遠回りして空いているポジションで泳ぐ方が結果的に体力を温存できたりします。
3.前後左右との距離を取る
早く前に進もうとするとついつい前方の選手に接近してしますが、混雑が緩和するまでは焦らず、前後左右の選手と一定の距離を保ちましょう。
4.混雑が過ぎるのを待つ
混雑が過ぎ去るまでは無理に進もうとせず、立ち泳ぎなのでその場をしのぐことも有効です。
5.特に顔を守る
どこが被害を受けても痛いのですが、特に顔を蹴られるとダメージが大きいです。
混雑している時や水の透明度が低い時は、できるだけ水中から顔を出したり、クロールする手で顔周りをブロックするなども有効です。
6.一時的にスピードをあげて追い抜く
周囲に同じペースで泳いでいる人が多い場合は、一時的にスピードをあげて追い抜いてしまうことも有効です。
空いているポジションまで一気に追い抜き、また元のペースに戻すことでポジションを確保することができます。
7.後方や端からスタートする
スタート時はウエーブの中心をさけ、端や後方から控えめにスタートするのもおすすめです。
ウエーブの中心にいると、前後左右に選手がいる状態になるのでバトルに巻き込まれるリスクが高まります。
また、スピードに自信がない方はウエーブの前方を避けましょう。
後ろにいる早い選手に追い越される時にバトルに巻き込まれるリスクが高いです。
次のウエーブのスタートまで時間がある場合は、ウエーブの最後の方に並んで、マイペースに泳ぐことがおすすめです。(私はこれをよくやります)
スタート時はできるだけリラックスを
自分がバトルの根源にならないよう、また、バトルに巻き込まれても冷静に対処できるよう、スタート前はできるだけリラックスしましょう。
スタート時は意気込んでついついスピードを出してしまいがちですが
- 身体が慣れるまではゆっくりと泳ぐ
- 緊張している時ほど深い呼吸を意識
を心がけてみてください。
以上、スイムスタート時の「バトル」の対処法についてご紹介しました。
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