こんにちは!@triathlete_yurika です。
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今回は、初心者トライアスリートが知っておきたいルールのひとつ、ドラフティングについて紹介していきます。
ドラフティングとは?
トライアスロンにおけるドラフティングとは、バイク走行中に、前の競技者と十分な距離をとらずに走行すること。
ロードレースの団体競技においては、空気抵抗を抑えるために前の競技者のうしろにぴったりついて走行することがテクニックのひとつとなっていますが、トライアスロンにおけるバイクパートは個人競技のため、このような行為は反則行為となります。
距離は7m以上あけること。
大会によってルールは異なりますが、JTU(Japan Triathlon Union)の定める一般的なルールでは、
競技者のドラフトゾーンの範囲は、バイクの前輪の最 前部を基点として、後方7m、横幅3m(前輪を中心と して左右それぞれ1.5m)
JTU競技規則
とされ、前の人と7m間隔をあけて走行することが定められています。
15秒以内に追い抜くこと
前の走者を追い抜きたい場合、ドラフティングの反則をとられないように、15秒以内に一気に抜きましょう。
追い越すときは「キープレフト(左走行を維持してね!)」と一声かけて追い越す意思表示をし、右側から追い越します。
ドラフティングを意図していなくても、いつまでも追い越せずに至近距離にいると、ドラフティングの反則対象となってしまうので注意です。
潔く抜かされましょう。
逆に、自分が追い越された場合も注意が必要です。
追い越された競技者は追い越された瞬間から加速を止 め、15秒以内に追い越した競技者から7m以上後ろに離れる必要があります。
ぶっちゃけ結構難しい
とはいえ、実際のレースに参加してみると、ひとり一人の距離がきっりち7mあいているかというと、そういう訳でもありません。
コースの形状でどうしても一列で走行しなければいけないシーンや、カーブなどで意図的にスピードを落とすことによって一時的に混雑したりもします。
追い抜きたくても追い越せない事情は結構色々あります。
それをいちいち反則とられるかというと、そういう訳ではないです。審判も、レースを満遍なく偵察しているものの、やはり審判の目が届かない場面も存在するのも事実です。
明らかに意図的にドラフティングをしているのは、初心者でも見ていてわかるので、そういったシーンを審判が見つけた場合に反則が取られているような印象です。
反則をとられるとどうなる?
反則の度合いにもよりますが、指導(口頭注意のみ)や、タイムペナルティが課されます。
ルールを守ったレースを
ドラフティングは、知らないとやってしまいがちな反則行為です。
競技者が平等な条件で気持ちよくレースを楽しむために、是非覚えて頂ければと思います!
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