こんにちは!@triathlete_yurika です。
このサイトでは、トライアスロン初心者の方々に向けた、トライアスロンにまつわるHowtoコンテンツを紹介しています!
バイクのパフォーマンスアップを叶えるアイテム、DHバー✨
特に中長距離のレースを目指す方には是非取り入れて頂きたいアイテムです。
今回の記事では、DHバーのメリット・デメリット、私が実際に使用しているおすすめの商品について紹介します。
DHバーとは?
「ダウンヒルバー」を略したもので、バーを持った時に前傾姿勢になるフォームが由来と言われています。
バイクのハンドルの中心部分に2本のバーを装着し、意図的に前傾姿勢を作ることでバイクのパフォーマンスアップさせることが主な目的です。
前傾姿勢でバーをにぎる姿は単純にかっこよく笑、見た目から入りたい人にもおすすめです笑
DHバーのメリット
DHバーにはたくさんのメリットがあります!
空気抵抗が小さくなる
前傾姿勢になることで姿勢が低くなり、走行中に受ける空気抵抗が小さくなります。
空気抵抗が小さくなることで、より楽に、より早くバイクをこぐことができます。
疲れにくい
ずっとハンドルを握ったまま同じ姿勢をとっていると、手や腰に疲労が集中します。
DHバーをつけることで、姿勢を調節できることができるので疲労を分散させることができます。
DHバーのパッド部分には、肘や腕を置く事ができるので、手のひらを休ませることもできます。(バイクグローブをしていても、走行中の手のひらへの衝撃は結構負担。)
上記の理由から、長距離レースになればなるほど重宝します。
DHバーのデメリット
一方で、デメリットもあります。
操作が難しい
特に初心者のうちはDHバーでバランスをとることが難しいです。
いつものハンドルで慣れていたためと、初めてDHバーを使用した時は全く違うバイクに乗っているような感覚でした。(友達の自転車借りると乗りにくい、みたいな感じと一緒でした笑)
私自身、DHバーをつけて初めてレースに挑んだ時は、練習不足でバランスがとれず、結局使わず終いでした。
バランスを崩すと落車の原因にもなるので、しっかり練習することをおすすめします。
スピードの出過ぎに注意
スピードがでることはメリットではありますが、特に下り坂などはスピードが出すぎてしまう恐れがあるので、運転に慣れていない場合は要注意です。
ブレーキに注意
DHバーを握っている=ブレーキを握っていないので、即座にブレーキをかけることができません。
ブレーキをかける際にはもとのハンドルに戻る動作が必要です。
通常、手元にブレーキがある場合はスピードの調整が細かくできますが、DHバーをにぎったまま下り坂などでスピードが出すぎてしまった場合、即座にブレーキをかけることができないので要注意です。
坂道での使用は禁止されているレースもあります。
練習のポイント
慣れるまでは安全な場所で練習しましょう。
まずは片手から
まずは片方のみDHバーを持ち、DHバーでこぐ感覚を身につけます。
DHバー→ハンドル→ブレーキの動作確認
バランスに慣れてきたら、手をハンドルに戻す動作を練習しましょう。
元のハンドルに戻ったらブレーキをかけます。
逆のバーでも同様に行い、慣れたら両方のバーで練習しましょう。
焦らず、ゆっくり行いましょう。
DHバーの種類と選び方
DHバーにはいくつか種類があり、目的や体型によってがあります。
スキーベンドタイプ
バーエンドが少し上に曲がっているタイプです。
前傾姿勢にはなるものの、他のタイプに比べるとやや上体を起こした自然な姿勢になります。
身体が硬く無理な前傾姿勢が辛い方にもおすすめです。
Sベンドタイプ
バーが「S」字のように湾曲したタイプです。
スキーベンドよりも前傾姿勢を作りやすいです。
ドロップベンドタイプ
スキーベンドタイプとSベンドタイプを合わせたような形状です。
水平なバーの途中に下に傾斜がつき、バーエンドは上に曲がっています。
スキーベンドタイプとSベンドタイプのいいとこ取りができます。
ストレートベンドタイプ
バーがまっすぐストレートなタイプです。
最も前傾姿勢になる空気抵抗が減るため、上級者や身体の柔軟性が高い人向けです。
種類は色々あるものの、最終的には自分の体にフィットする形状が1番です。
可能であればフィッティングをして選ぶのがおすすめです。
ここからは、実際に私が使用しているおすすめの商品について紹介していきます。
PROFILE DESIGN V4+
初めてのDHバーに選んだのは『プロファイルデザイン』
全米No.1のシェアを誇る、信頼ブランド
プロファイルデザインはIRONMANのオフィシャル・バー・サプライヤーとして認められているトライアスロン定番ブランド。
全米シェアNo.1の超人気ブランドです。
DHバー以外にもバイクアクセサリーやトライアスロンアイテムも取り扱っていますが、DHバーが看板商品です。
バリエーションが非常に多彩で、 大半の製品で腕の長さや前傾の度合いに応じた微調整が可能です。
そんなプロファイルデザインのDHバーの中でも、V4+というモデルをチョイスしました。
下付けのDHバー
V4デザインは、ハンドルの下にバーを装着する少し珍しいタイプ。
バー自体を低い位置に装着することで、より前傾姿勢を作りやすいDHバーです。
特に、身長が低くサドルの位置が低くなりがちでバーとの高低差をつけにい女性に人気とのこと。
これが決め手でチョイスしました!
DHバーの付け方
ではここからは、DHバーの付け方について、写真でダイジェスト的に紹介していきます。
ざっくりとした工程は
- バーとパッド部分でハンドルを挟む→固定
- パッドはマジックテープで固定
- 自分のベストなポジションに調整
といった具合。
では、写真と共に紹介します。
①パッケージの状態から、バーとパッド部分を解体します。
②バーとパッドでハンドルをはさみ、固定します。
③パッドはマジックテープ状になっているので、貼り付けるだけ
完成!
乗ってみると↓こんな感じ。
バーのポジションは個人差があるので、使う中で微調整を行うか、専門店で調整して頂くのもおすすめです。
以上、DHバーとは何か?と、おすすめの商品「Profile Design V4+」についてご紹介しました。
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