こんにちは!@triathlete_yurika です。
このサイトでは、トライアスロン初心者の方々に向けた、トライアスロンにまつわるHowtoコンテンツを紹介しています!
こちらの記事は、スイスで行われたIRONAMAN チューリヒのレースレポート後編です。
前編は↓から。
Date:2019年7月20日
おすすめ度:★★★★★
それでは後編です!
コース
SWIMコース(MAP)
1LAP / CUT-OFF : 1 hour
透明度の高い湖を1.5キロ泳ぐコース。
普段は淡水魚の他、スワンやカモも泳いでいて、とっても静かな湖です。
スタートポイントは普段は有料のゾーンなので事前に確認できず不安でしたが、地図通りの位置にあったのでトラブルはありませんでした。
波はほぼなし☺☺
水温は、初めはひんやりしますが、泳ぎ始めればすぐに慣れてとても気持ち良かったです。
実際にウェットを着ている人はほぼいませんでした。
Femaleは全員同じWaveで、3秒ごとのローリングスタート。
緊張というよりはみんな笑顔で、大会を楽しんでいるのが印象的でした☺️
※スタート時にMCの方が言ってた言葉がおもしろくて、「女性はいいね、みんな笑顔。男性はみんな顔がシリアスなんだよ」笑。
レースにかけるガチ度の違いでしょうか笑、でもこれ当たってる気がしませんか?笑
距離は1.5kmとのことですが、手元のGarminだと約1.7kmほどあり、タイムから考えても1.5kmよりも少し長めのコースでした。
でも、透明度が高くキレイなので、変な味もしなければ匂いもなく、クラゲなどの心配もないため、もうちょっと泳いでいたい!というくらい気持ちが良かったです。
BIKEコース(MAP)
3LAP
自然と街並み、両方楽しめるコース
道路のコンディションは良く、走幅もあり、シンプルなダイレクションで走りやすいコースでした。
ただ、マップ上にあるHeart Break Hillは、本当に本当にハートブレイクでした。。
↓こんな感じ。
降車するかと思ったくらいでしたが、誰もそんな人いなかったので(!)、なんとか踏ん張りました。
その分、登りきった頂上からの景色が最高に美しく、思わずウルっとしました。(×3回)
頂上にはエイドがあり、パワーチャージしてからは下り坂。
基本的に道幅がそこそこあり、カーブも緩やかなので、スピードをだしても安心でした。
ただし、ハンドルを握っていないと(DHバーは)反則のようなので注意です。
個人的にバイクがとても苦手なので、バイクから帰ってこれた時点でやっとフィニッシュが見えた気持ちになりました。
RUNコース(MAP)
1LAP+extra2loops
CUT-OFF (Swim/Bike/Run): 4 hours
湖付近を周るコースでした。
アスファルトメインで、アップダウンのないフラットなコースです。
走りやすいものの、日影が少ないコースなので、日差しへの対策はマストです。
エイドは1か所ですが、ループで周るので実際は3回ほど補給できました。
とはいえ、若干少ない印象だったので、心配な方は補給食を携行した方が安心です。
LOOPした証として、LOOPごとにカラーゴムを腕につけてもらいます。
2本受け取ったのち、いよいよフィニッシュラインへ!といった流れです。
ランコース上のボランティアの方々もとても親切で、冷たいスポンジを多めに渡してくれたり、シャワーをかけてくれたり。
スポンジはお守りのようにずっと持っていましたが、このスポンジが使いまわしだという事実はレース後に知りました😂🙄😂笑。
ちなみに、IRONMANのランコースは、チューリヒの歴史ある街並みと自然、どちらも堪能できるコースでした。
5150では通らない教会や川辺、粋でオシャレな小道を楽しめるコースで、個人的には街中も走りたかったです。
トランジションエリア(MAP)
一人当たりのスペースが広く、芝生もふかふか、とても気持ちのいいトランジションエリアでした!
スイムアップ、バイクスタート・フィニッシュ、ランスタートまでもそれぞれ近く、導線も悪くなかったです。
水はけが良いためか、芝生のおかげで汚れずにトランジットできたことが感動でした。
見た目も緑が多いのでとても気持ちが良かったです。国内レースのトラジションエリアの常識が色々覆されました。
エイド
水・フルーツ(バナナ・オレンジなど)・コーラ・レッドブルが基本サイクルとなっていて、水で始まり水で終わる、といった感じでした。
ヨーロッパならではのおいしいフルーツは、観光気分で楽しみました☺️
これはどの大会もそうですが、ボランティアの方が熱心に渡してくださることに感謝です。
中には日本語で渡してくれる方もいて、とても励まされました!
Finish Line
ゴールはこんな感じ☺☺
IRONMANと同じフィニッシュコースというだけで気持ちがアガりました笑
フィニッシュ時に名前を呼んでもらえるのはやっぱり嬉しい!
今回は「ユリコ・キショータ」というインターナショナルな名前で呼んでもらえました😂笑
フィニッシュ後は、Finisher’s Tシャツを受け取りに。エントリー時にサイズを申請し、そのサイズがゼッケンに記載されています。
Tシャツはメダルのようにあちらから渡してもらえるものではないので、自分でもらいに行くのを忘れずに。
海外サイズのためか、少し大きめです。ダメ元でサイズの変更を打診しましたが、やはり対応は難しいとのことでした。(まぁそうですよね笑)
また、フィニッシュ後のエリアではシャワーが完備 🙌ジャグジーも配置されていました!
たった10分浸かるだけで脚の疲労が驚くほど回復し、改めて入浴の疲労回復効果を実感しました!
なんとこれが誰でも無料 。
こういったアスリートへの配慮はさすがIRONMAN👏大会の質を上げるなと感じました。
こういったシャワーの件を含め、スイスだからなのか?IRONMANだからなのか?大会全体を通じて非常に清潔感の高い大会で、本当に本当に気持ちよく楽しめました。
正直、トライアスロンに清潔感を求めてはいけないと思っていましたが、そんな常識が覆される大会でした。
番外編①
特に嬉しかったことは、国籍超えた応援の数々🙌
日本語で「がんばれ」って応援してくれたり、エイドでは「水」って言ってくれたり、「Yurika」の名前を呼んで応援してくれました☺
ループすると、同じ人に何回か会うことになるんだけど、その度に応援してくれるのも次の1ループ頑張るパワーになりました!
実際、いっぱい応援してもらったあたりのラップタイムが上がってました笑
この日の経験を受けて、私も早速次の日の応援のスタイルを変えました。
◆できるだけ個人名で応援すること!
アルファベット表記だと読めない名前も多いんだけど、臆せず呼ぶ!
実際に私の名前を呼んで応援してくれた人達も「ユリコ」「キショータ」とかだったけど、私のことだってわかったので、臆せず呼ぶこと!
絶対嬉しいです。
◆各国の言葉で応援すること!
わからなければ日本語でも声を出して応援する!
拍手して応援してもらえるのもとても嬉しいけど、やっぱり声をかけてもらえると嬉しさも倍増☆
私が日本語で応援してもらえたように、私も英語・ドイツ語・イタリア語あたりで応援しました。
2020年のオリンピックまでには、中国語、フランス語、スペイン語、、できればそれ以外も単語のインプットしようと思います。
番外編②
スイス観光中にチームメンバーとランチをしていたところ、頼んだ覚えのない白ワインが運ばれてきました…!
「?」としていると、「あちらのお客様からです」と・・・!
そちらを見ると、そこにはほこほこ笑顔のおじいちゃんが!!
なんと、おじいちゃんの粋な計らいで私たちに白ワインをプレゼントしてくれたのです!
しかも、おじいちゃんのお気に入りの「1番の」ワインだそう!
「スイスと日本の友好の証だよ^^」
「スイスは中立国だからね^^遊びに来てくれてありがとう」
と、おじいちゃん。感動して半泣きになりました。
このおじいちゃんは特別だったけど、基本的にスイスの方は観光客にとても親切でした✨
カメラを持っていると「撮りましょうか?」と必ずあちらから声をかけてくれました。
その他にも書ききれない親切エピソードがたくさん。
スイスという国がどういう国であるべきか、ひとり一人が無意識にその姿を実行しているのだとしたら、中立国として本当に尊敬です。
おじいちゃんからはスイス国民としての誇りを感じました。
私も、日本に来てくれた海外の方に親切にすることで、今回のスイスでのお返しをできたらと思います💕
番外編③
もとも海外旅行が好きな私ですが、海外旅行の目的がトライアスロンになってから、海外旅行の楽しみ方が変わりました☺
私の場合、より自分にカスタムした旅行をしたいため、既存のパッケージは利用せず、航空券とホテル予約を別々に行うことも多いです。
実際に愛用しているサイトをのせておくので、参考にしてください💁♀️
↓↓
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まだまだ書き足りないですが、読み手の負担もかんがえて(笑)、今回はこれをもってレースレポートとさせて頂きます!
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