Date: 2019年9月22日
おすすめ度:★★★★☆
2019年で第6回大会を迎えた九十九里トライアスロン、通称「99T」。
私が初めてトライアスロンに出会った大会でもあり、2017年にトライアスロンデビューを果たして以来、毎年参加している大会でもあります。
今年は、台風の影響で開催が危ぶまれましたが、 「できることはやる」という千葉復興の想いが込められ、多くの方の協力を頂き無事開催となりました。
過去2回は天候に恵まれませんでしたが、今年は晴れ😍
復興レースに相応しい天候となりました。
今回もオリンピックディスタンスの様子についてレポートします
なお、2018年の99Tレースレポートは下記の記事をご覧ください!
エントリー
2018年からミドルディスタンスが加わり
- オリンピックディスタンス
- ODリレー
- ミドルディスタンス
- MDリレー
の4種目となりました。
他のレース同様、エントリー費についてはアーリーエントリーがお得です。
また、 JTU登録者の場合もエントリー費用が安くなります。
エントリーが無事完了すると、事務局からハガキが送付されます。
封筒などなくこのハガキのみで届くので、郵便ポストでは他のチラシなどに紛れやすいので注意してください笑
パケットピックアップの際にこのハガキと写真付き身分証明証が必要になります。
駐車券を購入の場合は、このハガキが駐車券にもなるので忘れず持参しましょう。
5:30am出発
千葉県九十九里海岸というロケーションもあり、毎年当日移動しています。
※ミドルディスタンスに参加の場合は前日のブリーフィングが必須となるので前泊となります。
車内では、レースの最中にパワーとなるよう、恒例のスパムおむすびを食べました🍙
渋滞に巻き込まれることなくスムーズに会場に到着✨
8:30からのブリーフィングに向けてバイクを組み立てます。
ブリーフィング会場と駐車場はやや距離があり、バイクで行くか、大会専用のシャトルバスで行くのがおすすめです。
リレーなどでバイクを使わない参加者も、ブリーフィング会場への移動手段としてバイクを持ってきている方もいました。
バイクで行く場合、10分弱でブリーフィング会場につきました。
トランジションエリアはブリーフィング会場のすぐ横のため、ブリーフィングのあとそのままチェックインできるように、必要な荷物を全て持って会場に行きました。
8:30amブリーフィング
オリンピックディスタンスであれば当日のブリーフィングでOKです。
WAVEごとにブリーフィングの時間が決まっているので、指定の時間に行きましょう。
ミドルディスタンスの方は基本的に前日のブリーフィングとなります。
ブリーフィング会場にて、ゼッケンやスイムキャップなどのパケットを受け取ります。
受け取りには、エントリーハガキと顔写真付きの身分証明書が必要となるので忘れないように注意です。
※ゼッケンには、フィニッシュ後のフードやドリンクの交換チケットが記載されているので、最後の最後までなくさないようにしましょう笑
このあと記載しますが、8:30のブリーフィングの場合、タイミングチップ受け取りまでの時間がタイトなので早め早めの行動がおすすめです!!
バイクチェックイン
トランジションエリアは、ブリーフィング会場のすぐ横です。
審判の方にヘルメットやバイクシールなどを確認してもらい、トランジションエリアに入ります。
トランジションエリアはコンクリートではなく芝生なのが嬉しいですが、隣の選手との間隔が比較的せまめです。。
なお、トランジションエリアのセッティングについては、下記の記事もご覧ください。
天候が変わりやすいので、競技中に雨が降ることを想定して、ランシューズなど濡れたくないものはビニールなどでカバーするのがおすすめです。
今年は天候に恵まれたので、杞憂におわりました☺
フィニッシュ後にすぐに使いたい荷物は「手荷物預け」がおすすめ
トランジションエリアすぐ横で、トランジションに必要のないものを手荷物としてあずかってくれます。
預けた荷物は大会運営側でフィニッシュエリアに運んでくれるので、フィニッシュ後にすぐに使用したいタオル、スマホ、上着などは手荷物としてあずけることがおすすめです!!
フィニッシュエリア(駐車場付近)とトランジションエリアは距離があるので、トランジションエリアに置いたものは取りに行くのに一苦労します。
私の場合、タオル、スマホ、チームTシャツの他、疲れた足を即開放するためビーチサンダルもあずけました
タイミングチップ受け取りに大慌て
9:00頃にブリーフィングが終わり、10時にトランジションエリアクローズということで、まぁまぁ余裕あるな~と思いながらゆっくりトランジションエリアのセッティングをしていた時。
「タイミングチップ受け取りは9:30までです。今、9:30です」とのMCが!!!
この時は「あ、出場できない、終わった」と思いました😂😂
そのあと「現在、受け渡し延長を調整しています」とのアナウンスが入ったので、トランジションエリアのセット半ばに急いでスイム会場へ!
スイム会場までは約700メートルと離れているため、ただでさえ時間がかかるので、とにかく急いでスイム会場へと向かい、無事タイミングチップを受け取ることができました。
繰り返しになりますが、何が起こるかわからないので、早め早めのスケジューリングをおすすめします。
スイム
1LAP 試泳あり
スイムはウェットスーツの着用が義務付けられています。
この日は暑く、ウエットスーツが暑く感じましたが、結論、ウエットがあってよかった。。
というのも、風が強い!波がある😨😨
過去2回この大会に参加していますが、今までで一番波が荒れていました。
女性とリレーは同じWAVEで一番最後のスタート。
参加者が例年より多いこともあってか?激しいバトルに巻き込まれました😂
スタート直後は魚群のような状態だったことと、水の中での視界が悪いことがあり、前を泳ぐ人のキックが怖くてしばらく顔をつけないで泳ぎました。
一番波が強かったのは、ゴールまでの300mほどでした。
息継ぎをしようとしたときに波がきて息継ぎできないような状態だったので、波を見ながら、波に合わせて息継ぎをしました。
なんとかスイムアップしたあとも、ハードなコースが続きます。
昨年同様、スイムアップ後はトランジョンまでが約700m(体感は1km)とかなり長く、もはや2種目目のランニングといった感じです。
歩いている人もチラホラ。
対向線では、 ランに入ったミドルディスタンスの選手が走っていました。
たまたまスイムアップが同じだったチームメンバーと一緒に、気を紛らわしながらトランジションエリアへ。
朝のドタバタで未完成のトランジションに不安を抱えながらも、頭でシュミレーションしながら無事に装備を終え無事バイクへ!
バイク
1LAP 試走あり
東金九十九里有利道路と海岸沿いを走るコースです。
風が強く、往路は全然前に進みませんでした😂
その分、復路は追い風で走りやすかったです。
普段、スクイズボトル1本あればバイク中の水分補給は十分足りるのに、今回はとてものどが渇いて(暑さと海水飲んだ影響?)、手持ちのスクイズボトルがギリギリに。
折り返しポイントにあるエイドで、ありがたくVAAMドリンクを頂きました!
これまでバームは「脂肪=ダイエット」のイメージがありましたが、ブリーフィングの際にバームのメーカーの方が「 脂肪を効率よくエネルギーに変える」というお話しをしていて、すごく納得しました。
そんな前置きがあったので、エイドでは積極的にVAAMを補給しましたが、飲みやすく、確かにパワーがみなぎる感じがして、すっかりVAAMが好きになりました笑
チームメンバーとすれ違い、お互いに生存確認をし合いながら、また励まし合いながら無事T2へ。
DHバー使いこなせず。
ミドルへのチャレンジも意識ながら装着したDHバー。
練習がほぼできなかったので、レースの最中に練習もかねて使ってみようと思ったものの、やっぱり怖くて全然使えませんでした😅
カメラマンの前だけかっこつけたい!!と思ってトライしたものの、片手が精一杯でした笑(たぶん片手だけの写真になってます笑)
しかし、ビンディングの効果はかなりあったようで、ビンディングシューズなしの昨年に比べて、バイクのタイムが20分ほどあがっていました!
私はバイクがとても苦手で、毎回落車や事故が怖いのですが、無事にT2に帰ってこれたことで、いよいよフィニッシュが見えてきました!
ラン
1LAP
無事T2に帰ってこれて安心&前を走るチームメンバーに追いつきたい一心で、バイクパンツを脱ぐのを忘れました笑
まぁ、大きな影響はないので次回に活かします笑
ランは昨年からコースが変わり、緩やかではあるものの、アップダウンを繰り返すコースでした。
傾斜はゆるやかでも、それがしばらく続くので徐々に体力が蝕まれていきます。風も相変わらず強く、疲労も重なって足が全然前にでない…
本当に足が出ませんでした。
昨年もランのスタート直後は「つっらーーーーーーー」と思ったことを思い出しながら、あと少しすれば慣れてくるはず…と予想しながらも、調子が出るまで去年よりも時間がかかりました。
毎年のことですが、沿道からの応援には本当にパワーをもらいます!
応援してくださる方、ボランティアの皆さんに感謝です。
Finish
強風のため、最後の海岸沿いの直線では砂浜の砂に吹き付けられまくり。
顔も体も砂だらけになりながらのゴールでした。
↑この動画の旗を見ると、風が強かったことがよくわかります。
前を走っていたメンバーも全員無事にゴール、私の後ろを走っていたメンバーも次々とゴールし、メルセデスベンツチームは全員完走することができました🙌✨
インスタからも「おめでとう」「お疲れ様」のメッセージをたくさん頂き本当に嬉しかったです。(いつもありがとうございます)
また、この大会でトライアスロンデビューを果たした3名の女性がいました。
大会前にコミュニケーションをとっていて先輩面していましたが、全員私より早くゴールし(さらには入賞までしていて)、自分の力不足を恥じながらも、3人が無事にトライアスロンデビューしたことが本当に嬉しかったです🌈
毎年恒例☆フィニッシュ後のハマグリ
地元名産の立派なハマグリを、網で直焼きして頂きます🤗
ハマグリの他に、地元のフード1種と、ドリンクは2種までもらえます👌
※ゼッケンが引換券代りになるので、最後までなくさないようにしてください。
チームメンバーとそれぞれのレースストーリーをシェアしながらお腹を満たします。(この時間が好き)
お腹も心も満たされたとことろで、重い腰(疲れて重い体)をあげてバイクピックアップへ。
※フィニッシュエリアからトランジションエリアまでは距離があります。車で向かうor歩いていくor大会専用シャトルバスを使って移動します。
バイクピックアップの際は、リストバンドとバイクの照合があります。最後までリストバンドを付けたままにしましょう。
チームメンバーと打ち上げ
メルセデスベンツチームの好きなところの一つは、みんなが打ち上げ(ビール)好きなところ🍻笑
六本木にあるメルセデスショップで恒例の打ち上げ♪
チームメイトがどんなレースをしたのか、何が起こったのかを聴くのが最高に楽しいです。
今年も最高の1日になりました🌈
応援ありがとうございました!
今年印象的だったのは、現地での応援の他、インスタを通じて応援をしてくださった方がたくさんいたことです!
私も応援側になることがありますが、応援は応援で体力が要ります。応援してくださる皆さんに本当に感謝です!
残念ながら現地でご挨拶できなかった方もたくさんいましたが、同じ大会に出ていて、どこかで頑張っているんだと思えることは、私自身励みになりました!
ありがとうございました☺
以上、2019年の99Tのレポートでした。
一日も早い千葉の復興と、来年もまたこの大会に戻ってこれることを願っています。
99Tの基本的な情報は、2018年の99Tレースレポートに記載しております!良ければ下記の記事もご覧ください☺
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